メルマガ再注目には確かな理由があった!?
マーケティングのトレンドは日々移り変わっていきます。メールマガジンを利用したメールマーケティングも「時代遅れ」と日陰の存在になっていた時期もありましたが、近年ではふたたび注目を集めています。
では、再びメールマガジンが注目を集めた理由はいったいなんでしょうか?メールマガジンにはリスティング広告やWEB広告、リターゲティング広告などのその他マーケティングツールとは違う、独自の魅力があるのです。
今回は、メールマガジンが日陰のときもめげずに(!)オススメし続けてきた私が改めて、メールマガジンのもたらす効果についてご紹介したいと思います。
メールマガジンは永久に不滅です!
広告よりも(一部)効果的!?メールマガジンのもたらす効果とは?
メールマガジンにしろ広告にしろ、マーケティングの手法として使われる以上、求める効果は似たところがあります。ツールとして期待される効果は大きく分けると以下の3つです。
2:接触時間を増やす
3:コンバージョンを上げる
これら3つの効果を上げる上で、メルマガがどのような働きを見せるのか、広告と比較しながらご紹介したいと思います。
1:インプレッションを伸ばす
インプレッションとは、広告マーケティングにおける「露出度」のこと。その広告がどれだけ表示され、そこからどれだけ流入を得たのかを測る効果指標ですが、メルマガ配信においては、どちらかというと本来の英語の意味である「印象」という意味合いが強いように思います。
○ブランディングの向上
では、インプレッションの伸びはどのような効果をもたらすのでしょうか?
広告にせよ、メールマガジンにせよ、露出が増えればユーザーの認知度は向上していきます。認知が進むことで、その商品・サービスに対するブランディングに寄与していくことができます。
広告枠として決められたスペースで、不特定多数の人に向けて発信する広告に対し、メールマガジンはひとりひとりに、より多くの情報を直接届けることができます。そのため、メールマガジンはより効率的に商品の認知度や印象を高める効果があるといえます。
○関係の継続性
メールマガジンの効果としてもう一つあげられるのは継続性。配信頻度は企業によって異なりますが、メールマガジンは定期的にユーザーに対して配信されます。情報を継続して届けていくことで、興味や関心を維持してもらうだけでなく、それを醸成していくことができます。
2:接触時間を増やす
接触時間とは文字通り、ユーザーが情報に触れている時間のことです。メールマガジンを定期的に配信し続けることはユーザーと接触を持つことに他なりません。心理学的にも言われていることですが、接触時間が伸びると人はその対象物に対して親しみが高まります。親しみが高まると、発信者に対する信頼感も高まるため、メールマガジンを配信することで自社の商品やサービスを受け入れやすい土壌を形成することが出来ます。
広告でもユーザーと接触を持ち、サイトへの誘導を図ることはできますが、リスティング広告などは検索に連動しているため、ユーザー自身が興味を持って検索を行わなければ表示されません。また、その情報が確実に求めている情報とマッチしているとは限らないのです。
メールマガジンの場合、コンテンツである程度情報が伝わっており、商品との親和性が高いユーザーをサイトに誘導することが出来ます。また、メルマガは配信者側が主体的に情報を届けることができるPUSH型のツール。たとえ商品に興味を抱いていなくても、コンテンツとして興味を持たせることができたならば、ユーザーをサイトに誘導することが可能です。
3:コンバージョンを上げる
メールマガジンの特性を考えると、コンバージョンについても広告よりも効果をあげやすいと言えます。その理由としては2つ考えられます。
○時間的な導線の短さ
バナーやテキストの制作後、審査を経てようやく公開となる広告に比べ、メールマガジンの場合、配信のタイミングは配信者の自由。たとえば、急きょ始まったキャンペーンに対してでも、送信先リストと配信システムさえあれば、テキストを作るだけで30分以内に配信!なんてことも可能です。
○心理的距離の短さ
メールマガジンの配信対象となるユーザーは、購入や資料請求など、なにかしらの形で一度接点を持ったことがある人です。つまり、一定の信頼感を獲得していると考えられます。そのようなユーザーにピンポイントで訴求を行うことができるメールマガジンは広告に比べ、より心理的距離が短いのが強み!すばやいアクションが期待でき、コンバージョンに至る確率が大きくなります。
いかがでしたか?
もちろん「メルマガがあれば広告はいらない」なんて乱暴なことを言うつもりはありません。広告には新規の流入を増やす効果があるなど、メルマガとは違う利点があります。
とはいえ、即時的な効果でいえばメルマガに一日の長があると私は思っています。
これからメルマガを導入しようとしている方はもちろん、広告導入で行き詰った方はぜひご参考にしてください。
