メルマガにも素材はあるんです!
みなさんは「素材」と聞いてなにを思い浮かべますか?
『う~ん、いいねぇ!素材がいいといい画が撮れるねぇ』 被写体のことでしょうか?
『素材の旨味を損なうことなく、しっかり調理しました』 料理の食材でしょうか?
いえいえ、このコラムを見に来ている人なら真っ先に思い浮かんでもらわないと困ります。
私がいう「素材」とはメルマガを作る材料のことです。
では、メルマガの「素材」とはなんのことを指しているか、ご存じですか?
今回はメルマガを作る上で欠かせない「素材」についてお話します。
「素材=情報」 ユーザが喜ぶ3つの素材
メルマガの「素材」とはつまるところ、メルマガに掲載するべき情報のこと。テキストメールであれば、文字情報だけですが、HTMLメールはこれに画像が加わってきます。
言葉にしてしまうと驚くほど簡単ですよね。でも、実際はそんなに単純じゃありません。
素材がわかっても料理と同じく、選び方と調理法を知らなくてはいいモノはできません。
これからそれぞれの素材について詳しく解説していきますよ。
ひと口に情報と言っても、その中身はさまざまです。そんな中、メルマガに載せる情報はなにを選べばいいのでしょうか。選ぶポイントは「カテゴリ分け」。主に以下の3つのカテゴリを満たすものを選ぶとよいでしょう。
- ニュースになること
- 伝えたいこと
- 知りたいこと
①「ニュース」は自社・他社どちらも掲載が◎
「ニュース」とは、業界に関連する新しいトピックのこと。自社の情報だけではなく、他社の情報も掲載するのがポイントです。なぜ自社以外の情報も選ぶのか。メルマガの購読者にはさまざまな人がいます。もちろん、大多数はあなたの会社に興味があったからこそ、メルマガを取得しているのですが、中にはそういったモチベーションが低い人もいます。プレゼントキャンペーンなどで取得した人にはこの傾向が強いようです。ユーザとなるべく多くの人の関心を惹きつけるには、偏りのなく自社周辺のニュースを網羅するのが手っ取り早いのです。
情報ソースはプレスリリースを使うことをおすすめします。プレスリリースは対外的に広めてほしいことを載せるので、掲載しても問題になることはありません。
載せる際は加工してしまうと、改ざんになってしまうので、必要な部分を抜粋する形がよいでしょう。
おすすめのプレスリリースサイトはこちらです。
PR TIMES
Value Press!
@Press
②「伝えたいこと」でもユーザ目線を忘れずに
「伝えたいこと」とは、あなたの会社がユーザに知ってもらいたい情報です。自社の商品やサービスなどの情報を選んで掲載しましょう。
ただし、伝える相手はユーザなので、単純に自社のサイトの情報をそのまま載せても、読んでもらうことができません。
自社商品やサービスを利用することによって、どのようなメリットがもたらされるのか。
ユーザ目線で考えて、思わずソノ気になるような記事をつくりましょう。
③ユーザが「知りたいこと」を分析しよう
「知りたいこと」とは、ユーザが知りたがっている情報、つまりユーザが求めている情報です。これは①②の情報を選ぶ際にも重要なポイント!ハッキリ言ってメルマガに求められている情報はこれに尽きると思います。
では、どのように“知りたがっている”ことを把握するのでしょうか?
それを教えてくれるのが、メルマガの配信結果です。クリック率やコンバージョン率などのデータの積み重ねは、ユーザの傾向を把握するための唯一の手がかりです。
メルマガを配信するだけで、配信データをきちんと分析していないことはありませんか?
配信の度にデータを取り、反応のいいコンテンツの傾向を調べること。それがいい素材を見つける最良の方法です。
HTMLメールの要(かなめ)!画像素材はここでGET!
ここまでテキストメルマガの情報素材について紹介してきましたが、HTMLメルマガでは画像情報が文字情報以上にモノを言います。最後は画像素材についてご紹介します。
イメージをそのまま伝える画像情報は、2つの重要な意味を持っています。
1つは「興味喚起」。そして、もう1つが「安心感」です。
画像はそれひとつで視覚的にユーザに情報を伝えることができます。また目を留まらせるアイキャッチの力は、キャッチコピーよりも強力です。つまり、文字情報よりも圧倒的に早く、興味を惹きつけられるのが最大の強みです。
また、テキストだけが長々と続いていると、読み手は「どこまで続くんだろう…」と不安を感じる傾向があります。画像があることでメルマガにメリハリがつき、ユーザに安心感を持ってもらう効果も期待できます。
では、どのように画像を使うことが効果的なのでしょうか?近年のスマートフォンの普及もあり、画像はなるべく大きく使うことがトレンドになっています。
スマホのような小さい画面で見る場合、小さい画像や細かい画像はつぶれて見にくくなる可能性がありますが、大きく使えば目に留まりやすくなります。せっかく画像を載せるなら、どーんとインパクトのある使い方をしたほうが、ユーザの興味を喚起することができるというワケです。
商品やサービスの紹介については自社で保有している画像を使えばよいのですが、イメージ画像が必要な場合は、無料の画像素材サイトがあるので、そちらを活用しましょう。
写真素材 足成
photoAC
フード・フォト
街画ガイド
ぱくたそ
いかがでしたでしょうか?
これで素材の目利きと活用法はバッチリなはず!ぜひ次回のメルマガ制作に活かしてくださいね!
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