誕生日は特別なもの
みなさん、誕生日はどのように過ごしていますか?1年に一度、必ず自分が主役になれる日、いいですよね。過去を振り返ってみても、よっぽどのことがない限り、誕生日は楽しい思い出がいっぱいなのではないでしょうか?
そんな特別な日に「おめでとう」と言われて悪い気になる人はいないですよね。家族や恋人、友だち以外からの言葉であっても、その気持ちは変わらないはずです。
今回はユーザのテンションを上げる「バースデーメール」についてご紹介します。
バースデーメールを送ったほうがいい2つの理由
みなさんもきっとバースデーメールはいい施策だと思っているとは思いますが、運用上の理由などで二の足を踏んでいる方も多いはず。「上司を説得してバースデーメールを送りたい!」という方のために、ここでは具体的な理由について紹介していきたいと思います。バースデーメールを送るべき理由は主に2つあります。
①ユーザの購買意欲が高まる
冒頭で話したように、誕生日は特別なもの。大人になると誕生日の特別感はやや薄まりはするものの、それでも誕生日にはなにかしらの期待してしまうのが人の常というものです。つまり誕生日のユーザはワクワクしていてポジティブな心理状態にあるのです。
こういった状態のとき、人は気が大きくなる傾向が。普段よりも財布の紐もゆるくなっているかもしれません。そこにバースデーメールが届き、割引やポイントがあると知れば、自然と購買意欲は高まることになります。
つまり、バースデーメールは売上に貢献してくれる可能性の高いメールなのです。
②ユーザとの関係値がよくなる
誕生日にメールで「おめでとう」と伝えられたら、あなたはどんな気分になりますか?きっと素直に「うれしい」と思うのではないでしょうか?それは企業からのメールでも同じ。むしろ普段は自分の生活と関わりのない企業からのバースデーメールは、ユーザにとってはうれしい驚きであり、概ね好意的な受け取り方をしてもらえます。
『この企業は自分の誕生日を覚えていてくれるんだ』
そんな気持ちがユーザに芽生え、ユーザとの距離を縮めることができる可能性があります。
つまりバースデーメールは、ユーザを喜ばせ、購買意欲も高める、ファンを作ることができるメールであると言えるのです。
バースデーメールになにをしよう?
ここまでバースデーメールのメリットをお伝えしてきました。では実際になにをすればいいのかをご紹介していきます。
①メッセージを伝える
当たり前ですが、しっかり誕生日を祝うメッセージを考えて配信しましょう。
そんなに凝ったメッセージは必要ありません。正しいタイミングで「おめでとう」を伝えるだけでよいのです。
②なにかしらのプレゼントを付ける
誕生日と言えばプレゼント。お祝いのメッセージだけでも関係値はよくなりますが、可能ならばやはりプレゼントを付けてあげましょう。もちろん直接的なメリットがあるポイントや割引クーポンが最も喜ばれますが、壁紙などのデジタルインセンティブなどでも十分ユーザの心をつかむことができます。
気持ち程度でもプレゼントを付けてあげることをおすすめします。
バースデーメールはどうやって送るの?
最後にバースデーメールを実際に運用するにはどうすればよいのでしょうか?
まず絶対に必要なのがユーザの誕生日の生年月日。これがなければそもそもいつ送っていいのかがわかりません。会員登録の際などに取得し、適切なタイミングで送れるように管理しましょう。
また、バースデーメールについては全てを主導で作成することは残念ながら難しいです。
膨大な数の会員一人ひとりに一通ずつ手打ちをしていてはとても運用などできません。誕生日になると自動で配信できるようにあらかじめ設定しておく必要があります。
また、差し込み機能などを使えば、名前も自動で入力ができるので、利用できるかどうか確認しておきましょう。
また、365日ある誕生日を全て設定することが難しい場合は、誕生月で送る方法があります。この場合は誕生月が同じ人々をリスト化し、月初にまとめてメールを送信します。
この場合は「誕生日」という言い回しは難しいので、「今月が誕生日の方へ」などとして送ります。バースデーメールのメリットと運用の手間をはかりにかけて、自分に適した配信スタイルを選ぶようにしましょう。
バースデーメールの効果は実感してもらえたでしょうか?
普段のメルマガも大切ですが、節目節目で特別なメールを送ることで、よりユーザとの距離を縮めることができます。メールというコミュニケーションをうまく活用して、ユーザとよい関係を築いていってください。
